超定番!テーマ曲・BGMのすすめ
”定番ミステリー・ホラーBGM曲特集 2”
カルミナ・ブラーナからレクイエムまで、不気味で怖いBGM
怖い場面で必ずと言っていいほど使われるクラシックやミュージカルの曲を集めてみました。
歴史があるだけに伝統の重さを感じるような怖さがあります。
そんな怖くて不気味なBGMを紹介する第2弾です。
「Carmina Burana」(カルミナ・ブラーナ)
作曲:カール・オルフ
壮大な雰囲気のある「おお、運命の女神よ(合唱)」の部分が有名です。
運命の女神の気まぐれさに対する恨みを歌った歌詞で、
正に恨み節といえるメロディーが恐ろしく響きます。
K-1のジェロム・レ・バンナが入場曲として使用していた他、
相棒 season5 第11話「バベルの塔」の冒頭や
SP 警視庁警備部警護課第四係 第8話 (Episode0) のラストで使用されるなど、
BGMとして数々の作品に使用されています。
「Requiem」(レクイエム)
作曲:ヴェルディ
映画「バトル・ロワイアル」のメインテーマの曲として印象的でした。
イタリアの文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼する目的で作曲されたもので、
モーツァルト、フォーレの作品とともに「三大レクイエム」と並び称されています。
有名なのはレクイエムの中の「怒りの日」(Dies Irae)という曲で、
このタイトルは様々なクラシックでおなじみのもので、モーツァルトのレクイエムでも出てきます。
「Requiem」(レクイエム)
作曲:モーツァルト
このレクイエムという曲は作曲途中にモーツァルトが亡くなったため未完のまま残され、
弟子のフランツ・クサーヴァー・ジュスマイアにより完成された曲です。
テレビなどでよく聞く有名な部分は「第3曲 怒りの日」です。
死の間際に作られた曲ということもあり、彼は死の世界からの使者の依頼で
自らのためにレクイエムを作曲していたのだ、という伝説が流布しました。
しかし真相はヴァルゼック伯爵という人物が、盗作するために匿名で
モーツァルトに依頼した、という非常に残念な話でした。
CM曲としてロト7でもこの部分が使用されています。
「禿山の一夜」
作曲:ムソルグスキー
リムスキー・コルサコフにより、広く世に知られることになりましたが、
元々はムソルグスキーが作曲したものです。
ムソルグスキーが亡くなったあと、コルサコフがその才能を惜しみ、この曲を編曲して発表。
世界中に知られる恐ろしい曲となりました。
ディズニーの「ファンタジア」や毎日新聞のCMにあのBlankey Jet Cityが演奏したものが使われました。
「Phantom of the Opera」(オペラ座の怪人)
作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
ミュージカルの傑作「オペラ座の怪人」のテーマ曲です。
この曲も名曲として最大級の評価を得ています。
冒頭のパイプオルガンのフレーズはかなり有名です。
アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルにより広く人気になり、
サラ・ブライトマンもこのミュージカルの出演によりトップスターになりました。
ちなみにサラ・ブライトマンは当時アンドリュー・ロイド・ウェバーの奥さんでした。
※紹介しているアルバムの曲と動画の曲とは音源が違うことがございます。
動画に原曲がないものは近いものを紹介しております。
収録アルバムの曲は持っているアルバムの中から原曲、あるいはなるべくイメージが近いものを紹介しております。